人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

面白がる力

人生40数年も生きていると、色々な話のネタを持っているわけで。

面白いことも、ビックリするようなことも、ちょっと怖いと思うようなことも沢山あったし、これからも遭遇し続けるんだと思うけれど。

 

こんな本を読む。

 

世にも奇妙なマラソン大会 (集英社文庫)

世にも奇妙なマラソン大会 (集英社文庫)

  • 作者:高野 秀行
  • 発売日: 2014/04/18
  • メディア: 文庫
 

 

 

小生がちょくちょく読んでいる著者による世界中で遭遇した冒険譚(?)をいくつかまとめた一冊。

タイトルの「世にも奇妙なマラソン大会」というのは西サハラの砂漠を走るマラソン大会に参加した時の話。

 

他にも国外退去処分を受けたインドに入国するために改名しようとする話とか、よくもまぁこんなに、というくらい面白いネタが多数。

こんなにいろんな事件が起きるのでは、毎日大変だろうと思うのだが、こうやって読者に楽しみを提供できるのだから、素晴らしいことである。

 

やっぱり「事件」に遭遇するためには、そういう機会を求めて動かないとダメだろうなと。

色々首を突っ込み、やってみて、失敗したり、たまに成功したり。

 

また、そういうプロセス全体を楽しむ。

スタンスの問題だと思うのだが、こういうことができる人は、本当に楽しい人だと思う。

 

まだまだ面白いこと、たくさん転がっていると思うんだよね。

まぁ、ご参考ということで。