人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

アウトレットモールってどうなんでしょうね

気がつけば十数年前から主要都市郊外にアウトレットモールが沢山できて、すっかり定着した感がある。

先日もつい行ってみたりしたのだが、この商売ってどうなんでしょうね、と思う。

 

あればあったで時々行ってみたり、旅行の途中に寄ったりもするけれど、基本的に車で移動する人用の施設。

これがまず、これからの時代に沿っていくのかどうか。

 

それと、アウトレットだから当たり前なのだが、品数に限りがあるけど安いというラインナップが受け入れられる続けるのかどうか。

「本当に欲しいものとはちょっと違うんだけど、ブランド品だし割安だからまあいいんじゃない?」という消費は、これだけ物が溢れ、消費自体に意味を見出さなければならない時代にはそぐわないような気がする。

 

ブランド戦略的には、アウトレットモールに店を出すというのは、上手くやらないとブランド価値を毀損してしまうし(某有名ブランドは小生の中ではアウトレットで6割引で買う銘柄に堕してしまった)。

旅行中の人が、旅行中のテンションで思わず消費してしまうというスタイルも、コロナ後の世界では極めて怪しい需要。

 

だんだんショッピング以外の娯楽を提供していくことになり、普通の郊外型ショッピングモールと大差なくなって行くんじゃなかろうか。

そんな予想をしてみる。

 

まぁ、ご参考ということで。