基本的に、仕事において発想力で勝負しようとは考えていない。
多分、そういったものは特別な才能があったり、訓練を受けた人たちの領域だと思っている。
とはいえ、仕事での行き詰まりを打開するとか、やっぱり発想力を求められる瞬間というのは、どうしても発生してしまう。
そういう時はどうするか。
・とにかくインプット
アウトプットが出ない時というのは、そもそもインプットが足りてないことが多い。
アイデアが「溢れ出す」までインプットを続ける。
・切り分けて考える
鳥の目⇔虫の目、短期⇔長期、それを行ったり来たりしてみたり。
自社・顧客・競合(3C)、具体と抽象、定量と定性なんていうあたりをよく使うけど、どちらかというとこれはロジカルシンキングなんだよね。
・何かに例えて考えてみる
ビジネスモデルや競争環境、歴史的背景や登場人物なんかを、他の業界、過去の歴史なんかで似たようなものがなかったのか、参照してみる。
似たようなケースがあれば、その時のブレイクスルーを援用して解決してしまうことがある。
・気分を変える
「三上(馬上・枕上・厠上)」という言葉があるが、小生の場合は、歩いている時に何かを思いつくことが多いので、とにかく歩く。
あとは、思いついたことを忘れないように、ちゃんとメモを取るっていうのは大事。
こうして見てみると、発想というのは、実は、経験や知識が重要なのではないか。
世の中的には、「若い人の斬新な発想を!」なんて期待する向きが多いのだが、色々ワークショップをやってきた経験からすると、若い人の方が経験量が少ないためか、斬新なアイデアが出てこないような気がしている。
むしろネットで見たようなことを、浅ーくまとめてきたりして。
個人的には、ベテラン勢こそ、発想力に期待していたりする。
ブログネタが思いつかなかったので、50メートルほど歩いてみて、今日のネタを思いついた(笑)。
まぁ、ご参考ということで。