人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

縁が無くてもクヨクヨしない。

転職活動を行っていると、当然ながら選考なので落ちてしまうこともある。
そうなるとやっぱり、自分自身や自分のやってきたことを否定されてしまったようで、内心では凹んでしまうもの。

しかし、小生エージェント稼業を10年経験し、それこそ第二新卒から社長まで機会を作るお手伝いをしてきたけれど、中途採用というのは、本当に「縁」なのだ。
新卒採用は、学生のポテンシャルとキャラクターが勝負どころのような気がするので、どうしても横一線の能力(というより「サラリーマン適性」か)評価という感じだが、中途採用は経験と需要の関係がベースだろう。

さらに、その「縁」って何なのよ?ということだが、ジャストアイデアの回答をすると、需給バランスと、運と、タイミングだと思う。
この三要素、いずれも個人の力でコントロールしていくことは容易ではない。

強いて言えば、需要のあるキャリアに職務を振っていくことはできるかもしれないが、それとて雇用者側が認めてくれればだし、第一将来の需要なんてなかなかわからない。
もちろん、一瞬一瞬に心血を注いで、「縁」を切り開いていく姿勢は大事だが、結局は需給バランスと運とタイミングなので、もし縁がなかったとしても、クヨクヨしない。

特に経験が長く深くなればなるほどね。
まぁ、ご参考ということで。