昨日の朝ラジオを聴いていたら、史上最年少13歳でバークリーに通う日本人の女の子が出演していて。
「へーすごいね」というそれ以上でも以下でもなかったのだが、最後に本人が今後の目標として「グラミー賞を受賞」と語っていたことに凄く引っかかった。
音楽家としては最高の栄誉だろうし、それを子供の頃から明言して最短距離で到達するようストイックに努力する感じがいかにも「今時だな」と思ったし、その「今時」な感じを演出するのもマーケティング戦略っぽいのだが、小生の娘がそういうことを言ったとしたら、「それは違うと思うぞ」と諭したと思う。
大谷翔平が高校生の時に8球団からドラフト1位の評価を取るという目標を置いたのは有名だが、あれは同年代の野球選手として(圧倒的に)No.1になるということでしかない。
しかしグラミー賞というのは人が決めること。
売れるということでも、いい音楽を作ったり演奏したりするということでもない。
何をやったら賞が取れるか、確かなものがない中で、まさかウケ狙いで音楽をやろうというのか。
そんな人生を楽しいと思うような大人(子供?)にはなってほしくないし、他人の評価を意識して音楽をやるのは、多分音楽を嫌いになるんじゃないかと思ったりするし、よしんばグラミー賞が取れたとしても、取った後に結局、なんで自分は音楽を続けるのかという問いに向き合わなきゃいけなくなると思う。
小生はジャズならリー・モーガンとかクリスチャン・マクブレイドとか、いろいろ好きなプレイヤーはいるけれど、彼らがグラミー賞を目指しているようには見えなかったがなぁ。
余計なお世話だけど。
まぁ、ご参考ということで。