人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

黒いものは黒いままで

漫画も読むぜ。

 

昨日か一昨日に最新の10巻が出たはず。

9巻までは読んだ。

 

前から存在するのは知っていて、レビューも高いのは認識していたのだが、先日ある取引先の方から、本書の登場人物の一人に似ていると言っていただき、読んでみた次第。

喘息持ちで体が弱く、いじめられっ子だった主人公が総合格闘技を始め、ライバルとの戦いを通じて強くなっていくというジャンプコミックのようなストーリーに聞こえるのだが、ちょっと違う。

 

ちょっと違うのだが、そこが人気、高評価のポイントなんだと理解した。

何が違うかというと、そういうジャンプコミックの主人公のような登場人物がいるのだが、そのある種ヒーローとも言える登場人物に主人公が逆恨みに近い黒い感情で総合格闘技を始めるという点。

 

ジャンプコミックのストーリーが展開していく中で、ちょいちょい主人公の黒い性格がスパイスになっている。

小生が似ていると言われたキャラクターも、主人公に輪をかけて黒い性格で、それに似ているとは…と思ったものの、9巻通して読むと本シリーズで最も人気あるキャラクターに似ていると言ってくれたんだなとわかる。

 

黒い黒いと書いたけれども、ありきたりの、お仕着せの価値観を拒否しているだけで、言い換えれば自分の感覚、感情に素直にあるだけ。

いいじゃんそれで、というのが人気の秘訣なんだろうなぁ。

 

シリーズにどこまで付き合うかな。

9巻がひとまず区切りになっているけど、10巻も買っちゃうかなぁ(笑)。

 

まぁ、ご参考ということで。