武術研究。
本当に買ったのは4月号で、「負けない合気道」とのことだったのだ。
で、パラパラ見るのだが、開祖の宗教的な解説が入ると、どうもオカルトっぽくなる。
今の物理学を超えた力が存在することが前提になっているかのような説明なんだよね。
それはちょっと師匠の教えと違う。
師匠は「我々は物理の世界から逃れられないのです」とおっしゃっていたからね。
最近の本部系の本にも、開祖の宗教的な色は薄めて編集してある。
本号の特集でちょっと面白かったのは、小林保雄先生の昔話。
初期の合気道で他流試合になった時に、どんなことをやっていたか、という話。
「おお、それズルいな」という小ネタの連発(笑)。
これこそ武術なんだといえば、まぁそうなんだけど、なんとなくおおらかな時代感・世界観があってほのぼのする。
それ以外はまぁ、参考程度という感じかな。
まぁ、ご参考ということで。