娘が買って読み終わったので借りて読む。
前から読みたかったのではあるが。
そこそこ話題になったしね。
著者を有名にした本書より先に、別の本も読んでしまったのだが、著者は基本的には時事問題・社会課題をテーマにしたノンフィクション系のライターと言っていいのだろう。
イギリスのあまり豊かではないエリアに英国人と結婚して暮らす著者が、自分の息子が中学生になった1年半を綴ったドキュメント。
英国底辺社会のルポルタージュであり、ドキュメントであり、とても興味深く読んだ。
日本との違いというのもあるし、著者はリベラルな立場で語るので、その主張も考えさせられるし。
うちの娘はこんなの読んで面白いのかなぁ、とも思うけれども、何か感じてくれたのであれば何より。
うちの娘はもうすぐ中学生だけれども、最近グッと大人になった感じがする。
本書の息子さん同様、子供のようで、もうちゃんと見えているんだろうなぁ。
まぁ、ご参考ということで。