毎日一緒に仕事をするメンバーは、大事な存在である。
「かわいい」と思うほど小生はウェットな性格ではない。
家族・仲間とも思っていないが、成長は支援したいと思っている。
それが本人のためであり、同時に会社のためでもあるから。
と、ドライに臨んでいるのは、たとえ日頃綺麗事を述べていたとしても、いつか切るべき時には切らねばならない立場だから。
ベタベタしていてある時裏切るくらいなら、日頃から一定の距離があった方が、お互いのため。
その上で、いつでもなんでも相談してもらえる関係性を構築、維持しておくのは、それはそれで難しいんだけれども。
ところが、そこまで気を遣っていても、やっぱりメンバーの能力は甘くみてしまいがちである。
任せたプロジェクトがなかなかうまく進まない。
進むような支援をしても、うまくモノにできない。
そういう時に、あいつはいい奴だし、頑張っているのは確かだから、もうちょっと様子を見ようとか、今度はこういうアプローチで支援して、プロジェクトをリカバリーするとともに本人の勉強の機会とするか、そんなことを考えてしまうし、実際にやってしまう。
で、ズルズルとプロジェクトのスケジュールやアウトプットのクオリティに影響が出るか、出なかったとしてもリカバリー人員を多く投入することになる。
しかし、これはダメなんだよね。
毎日顔を合わせ、信じて任せた相手をドライに評価することは難しいとしても、同じような年次、経験だったら、もしくは〇〇さん△△さんだったら出来るよな、というレベルのアウトプットを甘やかしてはダメなのだ。
この辺り、日々悩むところではあるのだが、ダメなものはダメ、そう言えなければならない。
それこそがリーダーの役割なのだから。
まぁ、ご参考ということで。