まー、中間管理職というのは、社員の育成に責任を持っているわけですね。
で、社員に広い意味での成長を期待し、成長するよう仕向けていくのだが、これがまぁご承知の通り、成果を図ることが難しい。
手間取っていたタスクが時間と共にできるようになる。
これは習熟したのであって、必ずしも成長とイコールではないかもしれない。
いや違う。
そのような習熟を数多く増やしていくことが成長ではあるのだが、幹部・リーダー及びそれらの候補生としての成長というのは、習熟とは違う線があるように思う。
大袈裟に言えば、人の上に立つものとしての資質というか、さらに曖昧になることを許してもらえるのであれば、リーダーシップとか人間力とか、そういう線上の成長。
習熟は、そのできるようになったタスクを数え上げれば測ることができる。
しかし、リーダーシップの成長はなかなか測ることが難しい。
これが測れたらどんなに楽かと日々思うのだけれど。
ただ、昨日ふと思う。
大概の優秀と言われる人間は、半年くらいの短期間で気がつくと振る舞いを変えていることがある。
それが成長なのかどうかまではわからないが、明確に動きを変えたことが、周囲の人間にも知覚できる。
逆に、優秀ではないとされる人間は、ずっと変わらず、良くも悪くも変化がない感じがする。
なんかこの辺り、ひょっとしたらヒントになるんじゃないかなぁと思ったり。
まぁ、ご参考ということで。