人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

貢献は大きい

積読在庫消化。

 

この人の記事はどこかのウェブサイトで読んだことがある。

体育祭の組体操や日本の部活動、特に柔道の危険性をエビデンスをもとに説いていたのだが、その書籍化。

 

昔から個人としては、学校を中心とする団体の催し物は、「感動ポルノ」的な側面も含めて好きではなかったのだが、本書で指摘されるそれは非常におぞましい。

とりあえず「危ねぇだろ!」という話が、教育という名のもとに継続してしまう怖さ。

 

そしてそれが学校の外の親や卒業生によっても守られてしまう現実。

決して本書だけの功績ではないとしても、著者や考えを同じくする人々の活動を通じて、組体操や危険な柔道指導が無くなっていったのは素晴らしい限り。

 

世の中、より良くしていきたいものですな。

まぁ、ご参考ということで。