人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

話半分

積読在庫消化。

 

元大蔵官僚、政権にも参加しネットでも有名な高橋洋一氏の著作。

正直、言っていることが正しいかどうかはよくわからない。

 

価値判断でもないし、実環境での証明も難しい経済学というのは厄介な学問だなと思う。

印税でボロ儲けしてやろうというインセンティブも感じないから、高橋氏的には心から国民に正しい知識を、と思っているのだと思うが、正しさがわからない以上、どこまでいっても耳障りの良い痛快な言説は話半分としておくべきかなと。

 

とはいえ、

・新聞はじめ大手メディアは勉強しない素人が書いているだけだから信用してはいけない

・川を上れ(過去の歴史を調べろ)、海を渡れ(海外に事例がないかあたれ)

・自称専門家の意見を鵜呑みにするのではなく一次情報にあたれ

あたりは本当にその通りだと思う。

 

そういう実感が得られただけでも、まあ良い本だったとしようか。

さらっと読める本でした。

 

まぁ、ご参考ということで。