積読在庫消化。
これはね、ヒットでしたよ。
世代的にはもう遅いかもしれないけれど、中学受験させようか迷っている親御さんには良い指針になるかもしれない。
曰く、中学受験や中高一貫校で失うものもあると。
それは中高一貫校育ちの小生にも良くわかる。
最大のものは高校受験のチャンス。
自分の意思で、大学受験と関連性がある本番を経験する意味はとても大きい。
一方、死ぬような思いをして頑張った中学受験で得られるのは、大学現役合格の可能性を高めるくらいなので、一浪する余裕があれば公立校出身でもあっという間に追いつく。
その程度のことのために、こんなに色々犠牲にするんでしたっけ、はもっと冷静に受け止められていい。
他にも面白いなと思わされたのは、勉強というのは「暗記ゲーム」ではなく「相手の意図を読み取るゲーム」とか。
先生の気持ちになって問題を作る練習をしてみると、一気に学力が上がるんだそうな。
なるほど、そういうことができる子供は賢そうだなぁ。
紙の本でも買っちゃって、娘に渡しました(親用の本だけど)。
まぁ、ご参考ということで。