先日の続編に手を出す。
前作でありシリーズ第一作「ワニの町へ来たスパイ」の続編。
前作の面白さは変わらず、のアクションコメディサスペンスである。
よくできているなぁと感心したのは、前作の設定やストーリーを踏襲しつつ、新たな仲間との友情や主人公の心境の変化など、物語に厚みを持たせる要素を少しずつ加えているところ。
まさに正常進化と感じられるようにしてある。
逆にいえば、どこから読んでもというより、順番に読んだ方が楽しいですよ、ということである。
また、随所に挟まれるスイーツの描写がたまらない。
美味そうであり、作ってみたくもなる。
そんな感じで、作者の思う壺なのだが、娯楽まみれの読書も楽しい限り。
まぁ、ご参考ということで。