今日、ちょっとしたインタビューを受けていて、最初に聞かれた質問がタイトル。
「そんなんあるか!」とはもちろん言わない(笑)。
もちろん、安直な方法はないんだけれど。
お答えしたのは二つ。
一つは、余裕を持って日々の仕事なり、生活なりに取り組むこと。
単純にアイデアの数を出すだけなら、色々な方法はある。
しかし、良いアイデアとなると、精魂を込めて必死の形相では生まれてこないような気がする。
もちろんギリギリまで追い込まれることによって生まれることはあるが、これから考えようという人に向けたインタビューとしてはそぐわないし、いずれにしても、楽しんでいる心持ちは、アイデアを深める段階に移行してからも大事だと思う。
もう一つは、外の人と会話することだ。
自分だけで考える限界もあって、外の人から刺激を受けることは言わずもがなだが、散々悩んだ問いの答えを、外の人があっさり持っていることも何度も経験した。
また、外の人と会話することで、自分では気づかなかったアイデアの価値や、それに取り組む意味なんかが見えてくることもある。
アイデアを深めるためには、実はこの点での気づきがとても大きいと思う。
あと、インタビューではお伝えしなかったのだが、情報量というのもとても大事だ。
世の中で問題で、知識だけで解決するものは結構ある。
そこに「アイデア発想」なんて大袈裟なものは不要で、単純に知識の量が勝負。
なんとなく、博識を軽んじる風潮を感じることも多いが、良いアイデアを生み出すためには、まずは情報収集し、知識を深めるのが肝要ではなかろうか。
まぁ、ご参考ということで。