人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

心穏やかに

新年早々コロナの話題でもちきりである。

また緊急事態宣言だそうで、影響のあるビジネスに関わる皆さんのことを思うと心が痛む。

 

欧米に比べればまだ感染者数は桁ひとつ少ないのに医療崩壊の危機とは、日本の行政が悪いのだとか政治家がとか医師会のお偉方がとか、色々入ってくる。

そういう部分はあるのかもしれないが、今その辺を騒いでも仕方あるまい。

 

ここはひとつ、心穏やかに、現在出来ることに集中するべきなんじゃないか。

この事態が落ち着くかはわからないのだが、この時の記憶を忘れず、然るべきのちに、しっかり振り返りを行うという、日本人がずっと苦手にしていたことに取り組んだ方がいいと思う。

 

この本はおまけ。

 

旬のテーマなのでさっさと読んでしまったが、過去の疫病の歴史を参照しつつ現代政治も読むというような一冊。

「選択」というほどでもないし「解く」というほど解かれているわけでもないと感じた。

 

とはいえ、本書でも述べられている通り、疫病の世界的流行は人類にとって初めてではないし、多くは人災だし、政治経済がゴタゴタするのは疫病の後なので、落ち着いて行く末を見定めて行く必要があるんだろう、という学びはあった。

なお、こちらのレポートが世界情勢の見極めには参考になると思うので、改めてリンクを貼っておきたい。

 

http://tameike.net/pdfs8/tame706.PDF

まぁ、ご参考ということで。