新年はランニングのモチベーションがさらに高まる季節(小生だけ?)。
近所の本屋で気になる一冊があったので買って読む。
ランニングに関してはいろんな人がいろんな主張をしており、なかなか惑わせてくれる。
本書は科学的知見に基づいた、比較的良心的な本かと思う。
一応リンクを貼っておく。

- 作者:鈴木清和
- 発売日: 2015/10/19
- メディア: 単行本
本書の特徴といえば、体幹部と脚部の長さ比較から推奨するフォームを三種類提示していること。
当然小生も計測して、推奨されたフォームに取り組んでみるのだけれど、とりあえず特にどうということはない(笑)。
着地がよほど曲がっているとかでもない限り、月に100キロとか週に3〜4日以上走れている人については、フォームを気にする必要はないんじゃなかろうか、という気はする。
トップクラスの選手と比べると、差が出るのはストライドなので、フォームを改造すれば速くなるのではと思いたくなるのだが、そのストライドを維持するには体重と筋力と心肺機能のバランスが必要で、「結局早いペースでたくさん走る」以外に習得の道はないと思う。
第一、フォームを気にしようとしても、なかなか変えられるものでもないのでねぇ。
フォームを変えたら早くなったというより、ペースを上げたらフォームが変わってきた、の順番なんじゃないかなぁ、というくらい、世の中あんまり都合よくできていないと思うのだ。
あくまでベーシックなフォーム理論は守った上でという前提の話だけど。
本書を読んで思いましたけど、結局追い込めてないから伸び悩むんですね。
難しいです(笑)。
まぁ、ご参考ということで。