人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

振り返りの必要性

仕事でも普段の生活でも「振り返り」をしているだろうか?

何でそんなことを考えたかというと、こんな本を読んだから。

 

MaaS戦記 伊豆に未来の街を創る

MaaS戦記 伊豆に未来の街を創る

 

東急電鉄の現役社員による新規事業立ち上げの実録。

 

会社員でありながら既に本を二冊世に送り出している著者なので、三冊目の本書も読ませる内容。

詳しくは買って読んでもらうとして。

 

本書で赤裸々にされる著者の失敗や苦闘の数々、いま本になって読んでいる立場からすると「そりゃあかんやろー」みたいなことも沢山あるわけだが、それは外から見ているから言えること。

そんな失敗も詳らかにする著者の誠実さも敬服するけれど、著者自身も本書を記すことで、この2年の苦闘を整理することが出来たのだろうと推察する。

 

本書がなければきっと、その苦労や乗り越えたノウハウは誰かの目に触れることもなく、当事者だってなんとなく「そんなこともあったな」程度に風化していったことだろう。

より自分を知るために、より良くあるために、振り返りを行っていきたいもの。

 

蛇足だが、振り返りは毎日ではなく節目ごとが良いと思う。

毎日では振り返るネタがなくなっていくというのは、毎日日記もブログも書いている小生が保証しよう。

 

プロジェクト終了とか月末とか、そんなタイミングがいいと思うし、できれば人に話を聞いてもらう方がいろいろ発見があると思う。

まぁ、ご参考ということで。