人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

鏡を見るように

仕事関係のメールで、件名が「ご無沙汰させていただいております」というものが回ってきた。

これはいただけない。

 

「させていただく」が既に二重敬語なのに、「ご無沙汰」にくっつけてきた。

沙汰が無い状態というのは、結果的にそうなるか、こちらの不義理でなってしまうものであって、意思を持って「させていただいて」いるんだとしたら逆に無礼だと思う。

 

あえてへり下るなら「ご無沙汰しており申し訳ありません」だろうけど、それも「本来ならばもっと頻繁にご挨拶するべきところ」という前提が共有されていて初めて成り立つ表現。

それはともかく。

 

そんな変な敬語を使う相手だったとしても、普通に商談はするし、ビジネスで許される範囲で冗談も言ったり、普通に接するのだけれど、ちょっと思う。

「この人は、こんな些細なことも注意してくれる人が、周りにいないのかな」「変な敬語を使っていることに、自分で気付かないのかな」と。

 

小生が上司なら、多分指摘はする。

小生はそれほど気にしないけど、「こんな日本語しか出来ない奴を雇う会社と取引して大丈夫か」と思う人は必ず居るから。

 

そして、指摘されないというのは、彼・彼女の会社を含む環境がそのレベルでしかない可能性と、彼・彼女の人間性に問題があって、誰も指摘をしない可能性とを想起させる。

会社の信用だけでなく、本人にとって非常にかわいそうな状況だと思う。

 

また、本来ならば大人なんだから、上司や周囲の責任ではなく、一義的には本人の責任であるという自覚を促したいところ。

自分の日本語が変でお客様に不信感を持たせていないか、定期的に確認をしたっていいのだ。

 

そう、鏡を見て、鼻毛が出てないか確認するように(※別に鼻毛じゃなくてもいいのだが、尊敬する先輩の例え話から引用させていただいた https://note.com/sowa/n/n17add9f410d6)。

「あー鼻毛出ちゃってる。この人残念だなー」とならないようにしたいものである。

 

まぁ、ご参考ということで。