人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

仕事でモノを言うのは国語力?

受験生の時、一番得意だったのは国語。

ちなみに当時のセンター試験では自己採点200点満点でした、ハイ。

 

国語得意、英語まあまあ、社会他ダメダメで、三科目受験の私立文系中位どころに合格という高校三年生。

得意だったからそう思うのか、社会人になって国語力は本当に重要だなぁと。

 

一年目から厳しく言われる「報連相」だって、事実と意見を切り分け、相手に伝わるように表現するのはそれなりの国語力を要する。

上司の話を理解するのだって「作者はこの文で何を伝えたかったのか、○○字以内で答えなさい」という問題と同じ(日常会話のノリで聞き流していると手痛い失敗をするはずだ)。

 

小生が社会人になった時にはもう手書きじゃなかったから、漢字は読めればなんとかなったけれど、説得力のある表現や言い回し、語彙の活用には、それなりに難解な文章を読んできた蓄積が必要。

プレゼン資料は選び抜かれたメッセージしか使えないから、人の心を動かす文学的なセンス、推敲し切り捨てる創作的な力が求められる。

 

そこへきて、このリモートワークの流れである。

テキストベースでのコミュニケーションが圧倒的に増えたのではなかろうか。

 

zoomで表情が見えたとしても、ビジネスでの意思決定にはテキストベースでやりとりをして、齟齬がないように埋めていかなければならない。

伝わる文章を書くのは物凄く時間も体力も必要なのだが、「国語力が仕事力」になる時代が、ますます進むんじゃないかと、個人的にはほくそ笑んでいるのである。

 

まぁ、ご参考ということで。