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本書に出会ったのはKindle日替りセールだと思うが、著者の井上氏はかつての職場の同僚が知人だったりして、思わずポチってしまう。
今このタイミングで手にしたのは、積読の在庫を整理していたからなのだが・・・。
著者の井上氏は、かつて存在した横濱カレーミュージアムの立役者と言っていい人物。
いまもカレー関係のビジネスでは有名。
その井上氏の、かつての奮闘記を小説仕立てで展開しながら、彼が武器にした広報についての解説が挟まれるという構成の本。
小説部分も解説部分も非常にコンパクト(小生は通勤の片道で読み終わってしまった)。
広報の解説もより良いものを探せばいくらでもあると思うが、本書の良さはどちらかというと小説部分のような気がする。
若き井上氏が、がむしゃらに頑張り、成功を掴んだ果てに終わりを迎えるというストーリーは、それなりに面白いし、ここまで熱狂できる仕事というのは本当に幸せだなと感じさせてくれる。
ビジネスの中での、ちょっとした清涼剤的に一読するのがおすすめかと思う。
まぁ、ご参考ということで。