人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

まだ起きていないことを心配しない

小生なりの処世術というか、不安への対処というか、ストレスマネジメントというか、43年生きてきた中での知恵として「まだ起きていないことを心配しない」というポリシーを定めている。

人生における不安というのは、なんとはなれば「これから起こるかもしれないけど、まだ起きていないことに対する不安」である。

 

病気になったらどうしよう、誰かに嫌われたらどうしよう、仕事がなくなったらどうしよう…。

いずれも、何かの対処をしていれば起きないかもしれないし、対処をしていても起きる時は起きる。

 

「まだ起きていないことを心配しない」というのは、見て見ぬ振りをするわけでもないし、ただ楽観的に振る舞うということではない。

不安を踏まえて、対処すべきことには対処する。

 

しかし、完璧に不安を排除できる対処というのは現実的でないことも多い。

病気になりたくないからといって、食事や生活習慣に気をつけても、病気になる時はなるし、健康のためのランニング中に車にはねられることだってある。

 

だから対処をしていても、不安に思っていた事態は起きる時は起きる。

なので、ベストを尽くしたなら、それ以上考えても仕方ないのだから、後は起きてからどうにかしましょう、ということ。

 

もちろん、尽くすベストがどの程度なのか、というのはあるけれど、頑張りすぎてストレスを溜めるようなことは、本末転倒なので、人並みかそのちょい上の努力で止めるようにしている。

まぁ、ご参考ということで。