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折に触れ理系の学びを得たくなる。
本書はKindle日替わりセールでお薦めされ、レビューも高かったので購入した一冊。
日本人研究者による一般読者向けブラックホールについての解説書。
平易ではあると思うのだが、どうしても一般・特殊それぞれの相対性理論は出てくるし、数式も出てくる。
それを理解できなければ話が分からないかというと、そんなことは決してないのだが、高校物理の記憶くらいはあったほうが良いと思う。
挿入される銀河の写真なんかもとても美しいので、それはそれで癒される。
それにしても、日常生活から、とことんかけ離れた知の領域で、ここまで高度な議論の蓄積があるというのは、本当に人類は凄いなと感心させられる。
色々厳しい場面が続く昨今であるが、きっと人間の叡智で乗り越えることが出来ると信じたい。
まぁ、ご参考ということで。