リンクはこちら。
またこんな本ばっかり読んで…。
しかし小生、筋トレもランニングも気になるので、まとめたテーマの本があれば、それは買ってしまうというもの。
筆者は「大人のかけっこ教室」なるものを開催していて、その宣伝の意味合いも兼ねた自費出版のような本である。
とはいえ、「教室」のアピールはほとんど無く、至極真っ当な方法論が解説されている。
まず、せっかくカラダを作るなら異性にモテるものがいいでしょうと。
それは著者にとっては、チーターのような、しなやかで早く走れるカラダなのだと。
以下、その目的に沿ったストレッチ、筋トレ、ランニングの方法論が続く。
ランニングに関しては坂道ダッシュくらいで、特別なものはない。
ストレッチも筋トレも比較的オーソドックスで、今冷静に振り返ると長距離ランナーならみな補強的に普通にやっているんじゃなかろうか。
というわけで、極めて真っ当な内容な訳なのだが、お金を払って買うことを他人に薦めるかというとちょっと微妙。
少々特徴がなく、類書にいくらでも方法論は探せるし、なんだったら気になる「ターザン」の特集号を買えば良いと思う。
筋トレとランニングという組み合わせの妙が、こうして一人の読者を獲得した訳だが、もっと売れるためにはもっとぶっ飛んだ内容にするとか、もっと絞られたニーズに応えていった方がいいんじゃないかと感じた次第。
もちろん明日坂道ダッシュをやってみようと思っているし、「かけっこ教室」も興味はあるんだけどね。
まぁ、ご参考ということで。