人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

「逆境を『アイデア』に変える企画術」 読了 〜あくまで中心はビジネス〜

リンクはこちら。

 

Kindle Unlimitedの一覧で拝見して、評価も高かったので拝読。

なんせ企画の仕事しているんでね…。

 

博報堂のプランナーである著者が、過去関わった事例を援用し、タイトルの通りの内容を展開していく。

枚方パークだったり森永のお菓子だったり関西の大学だったり、流石博報堂さん、面白い案件を手掛けていらっしゃる。

 

企画術が40個あることにそんなに意味はないし、すべてを抜け漏れなく読んで理解する必要は無いと思う。

リアルな事例を追体験しつつ、解説を受ければきっと意味のある知見は得られるはず。

 

それにしても、広告であろうが新規事業であろうが、成功の本質にあるのはビジネスの構造理解である。

著者によれば、逆境に陥ってしまったビジネスは、本来正しく成長するはずのスパイラル(=ビジネスの構造)が逆回転してしまっているとのこと。

 

どうやればそれを正の回転に戻せるのか。

それも予算が限られているから、絞られた箇所に集中しつつ、である。

 

関西の大学の事例で著者が取り組んだのは、偏差値を上げる、という一点。

それを広告を武器にどう実現したのか。

 

興味のある方は是非ご一読を。

まぁ、ご参考ということで。