何度も言及しているが、小生はたくさん転職をしているので、日本の複数の業界の複数の会社を中から見てきた。
その経験をもとに言わせていただくと、会社には、偉い人ほど忙しい会社と、偉い人ほど暇そうな会社がある。
「暇そう」と書いてしまっているのだが、正確には「何をしているかよくわからない」というべきかもしれない。
例えばこんな感じ。
・オフィスにいることもあれば、どこかに行っていることもあるが、予定は特に開示されていない。
・いる時は比較的捕まえられるし、長い会議になっても意外と大丈夫だし、マメにメールもくれたりする。
・比較的「いい人」
偉い人ほど忙しい場合は、ちょっと違う。
・大抵予定は開示されているが、ほぼ自席にはおらず、捕まえることが難しい。
・会議は短く、むしろアジェンダが多すぎるのでは、という懸念があるくらい。
・メールは信じられない時間に重たい内容が突然降ってきたりする(苦笑)。
・だいたい「ちょっと怖い人」。
忙しい会社、暇そうな会社、それぞれマネジメントスタイルの違いだと思うので、是非は問うまい。
業績と因果関係がありそうな気もするのだが、小生個人の経験でさえ整合が取れていないので、それも断定は避けておく。
ただ、ひとつだけ感覚値を申し上げておくと、偉い人ほど暇そうな会社のほうが、社員の組織に対するストレスレベルは高かったような気はする。
偉い人が何をやっているか見えない中で、現場や中間管理職がヒーヒー言ってたら、「そりゃそうだ」なのだけれども。
一方で、偉い人ほど忙しい会社の方は、上がガツガツしている関係か、業務上のストレス、プレッシャーは高かったようにも思う。
組織のストレスか、業務のプレッシャーか、どちらが幸せかはなんとも…。
皆さんの会社はどうだろうか。
まぁ、ご参考ということで。