人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

経営の意思

会社の中で、どこかの部門が、その組織の方針なり意思なりを表明したとする。

「へー、そんなことやるんだ」「なるほどねー、頑張ってね」なんて聞き流していませんか。

 

小生も若い頃、大きな組織に属していて、よその部門の発表を見聞きしたりしていて、「へー、そんなもんかねぇ」と思っていましたよ、はい。

よもや、発表部門の部長なり本部長なりが、「個人的な意見」を述べているとは思わないが、「経営の意思(というか顔?)」は見えないし、「本当に会社の意思なのかね、これ」と引いて見ていたものです。

 

しかし社会人経験も20年になり、小さな組織で社長のすぐ近くにいたり、中間管理職をやったり、コンサルタントとして経営の中枢の人たちと関わって思うのだ。

当たり前なのだが、公式の場で表明された部門方針というのは、そこで発表することを会社としてオーソライズしているのだから、経営の意思。

 

聞いている側は、「あれは、あの部門が言っていることであって、私には関係ない」という理屈は通らない。

「あれは、会社としての意思なのだから、組織構成員である私には協力する責任がある」と思わなきゃいけないんだよね。

 

どうやったらみんなにわかってもらえるのかなぁ。

ある程度偉くならないとわからないのかなぁ。

 

リーダーシップと対概念のフォロワーシップと同じだと思うので、リーダー経験を積んで貰えばいいのかなぁ。

なんて、モヤモヤと考えてしまう月曜の夜であった。

 

まぁ、ご参考ということで。