早速リンク。
ライトな本は直ぐに読み終えてしまう。
Kindleのデイリーセールでレビューもそれなりだったので、買ってしまった(失礼)本。
小生は将棋はそんなに詳しくないし、親として子供を藤井聡太氏のようにしたいかと思うと、あまりそんな気は無いのだが、このタイトルを見てしまうと、子育てのヒントになればという気持ちが起きなかったかと言われれば嘘になる。
で、結論を言うと、タイトルの通り「いかに生まれたか」は記載されているが、子育てのヒントになるようなことはあまり無いと感じた。
生まれ、育ち、いかに勝ち上がっていくかというプロセスを丹念に辿ってはいるものの、一人の負けず嫌いな少年が、良い師匠に出会い、のめり込んでいくというプロセスなので、再現性はあまり無いと思う。
強いていえば、子供に何かの習い事をする際には、しっかり指導者を見極め、のめり込んでいるのであれば自由に取り組ませれば良い、ということくらいだろうか。
将棋にそれほど詳しく無い人間からすると、どれほどの偉業を達成したのかを知ることができ、また将棋界の層の厚さを体感し、まさに「へー!」ではあるけれども。
少なくとも、それほど将棋に関心の無い方が、子育てのヒントになれば、という狙いで読む本ではないが、藤井聡太氏の生い立ちに興味のある方が手にすれば、満足度が高いのではないだろうか(タイトルそのままだが)。
まぁ、ご参考ということで。