人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

それを「ブラック」と呼ぶか?

「働き方改革」真っ盛りの昨今、いかに生産性を上げるか、労働時間を減らすか、といった議論が各所で行われている。

日本の面倒な労働慣行にどっぷり浸かった小生のような世代は、基本「ブラック」な感じで生きてきた。

 

是非を問えば、それは非であろう。

実は海外企業のエグゼクティブは、死ぬほど働いているのだが(https://www.businessinsider.jp/amp/post-104577)、それは雇用者としての立ち位置であり、人生を犠牲にするに見合う報酬もあり、という前提の中での話である。

 

翻って、小生の感覚で言うと、昔は仕事とプライベートをきっちり分けたいタイプだったので、土日に仕事なんてとんでもない、という感じであった。

しかしながら、仕事の量も増えていき、出来ること・やりたいことも増えていくと、業務は平日からどんどん溢れていく。

 

金曜の夜までに決着を付けようとすると、相当無理をしなければいけないし、日曜日にはどうせ、月曜からの仕事をどう進めていくかを考えてしまう。

人間関係だって、プライベートの交流も増えるけれど、仕事を通じて友人と呼べる人達も大勢居て、ますます仕事とプライベートの垣根が低くなっていく。

 

そうなると個人的には、5日分の平日業務を7日にならした方が楽である。

いわば365日仕事をして、タイミングが合えば完全オフという感じ。

 

サラリーマン的にはアウトな感じだが、労基法を遵守する体制の方がむしろ「しんどい」。

人によるとは思うのだが、こういう働き方だって認められることが、「働き方改革」だと思ったりするのだが。

 

まぁ、ご参考ということで。