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本書もKindle日替りセールでポチった一冊。
先日も著作権関係の本は読んだが、固め打ちというところ。
とはいえ、2015年の本なので最新の法改正には準拠していないが、そこは大きな問題ではないはず。
元々はウェブメディアの連載を一冊にまとめたもので、「18歳の」と謳ってはいるけれど、二次創作やSNSでの投稿、youtubeでの視聴やアップロード(「歌ってみた」「踊ってみた」含む)にあたって、どこまでOKでどこからがNGかの線引きを示そうという趣旨。
そういう意味では非常に実用的で、わかっているようでわかっていなかったところもスラスラ解説してくれる。
連載記事らしい、切れ目の良い編集も頭に入りやすく、裁判事例研究などなかなか興味深い。
著者も法律の専門というだけでなく、コンテンツも相当お好きようで、ノリも軽くて読みやすい。
正直、どこまで線引きが頭に入ったかは微妙なのだが、それはまた本書を読めば良いとして、読み物として充分面白いので、創作を趣味とする(趣味にしようかと考えている)人には、一読を勧めたい。
まぁ、ご参考ということで。