人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

教養って大事だなぁ

フォローしている著名な先生が、かなり前に推奨していた本。

 

はい、積読在庫の消化である。

これも買ってからだいぶん時間が空いてしまった。

 

新自由主義と言われる経済政策のその後をどのようにすべきかを理論経済学者が論じた本。

そんな政策ができるかできないか、いちサラリーマンにとってどんな意味があるのか、そんな事はともかく、抽象的だが真剣な議論は頭を適度に揉んでくれる。

 

そのモゾモゾする感じが気持ちいい。

いい歳になってくるとつくづくわかるのだが、マスコミで正しい議論が展開されることはごく稀なので(最近だとジョブ型とかね…)、あまりテレビや新聞を読む事なく、かといって陰謀論に引っ張られる事なく、ちゃんとした学問・ちゃんとした理論を学ぶというのは、頭の体操としても、よりよく生きるという意味でも、大事な習慣だと思う。

 

今年もちゃんとした本を、ちゃんと読みましょう。

そう思った一冊でした。

 

まぁ、ご参考ということで。