人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

なんともまぁ

積読在庫消化。

 

ちょっと古いんだよね。

Kindle日替わりセールで買ったはずなのだが、かれこれ10年近く前の話。

 

ファーストリテイリング側は著者と出版社を本件で訴え、主張は認められなかったらしいけれども。

著者は柳井氏のことをエキセントリックで強烈なキャラクターのように強調しているのだが、正直「こんなもんでしょ」というのが小生の感想。

 

経営者って、それなりにキャラクターが立っている人が多いし、ましてや創業経営者ともなれば、強烈な危機感とか独善的な人事とか、そりゃやるでしょうよ。

そこに聖人君主みたいな姿を求めるのは勝手だけれども、聖人君主じゃないことで批判される筋はないわけで。

 

比較対象でZARAも出てくるわけだが、ZARAの経営が立派だというのはファーストリテイリング社への批判にもならないと思うし。

あちらはあちら、こちらはこちら、というもので…。

 

ちょっと企業のロジックに染まりすぎて、素直な心がなくなったのかなぁ。

まぁ、ご参考ということで。