積読在庫をひたすら消化していく。
これもKindle日替りセールでレビューが高かったもの。
ひきこもり、もしくは何らかの事情で閉鎖空間にい続けることになったストーリーを集めた本。
不思議と悲壮感はなく、寧ろ可笑しさまで感じられるようなものが多い。
こんな風にまとめて見せられると、なるほどそう言われてみれば、こういうテーマを扱った作品は多いのだな、と思わされる。
小生は健康体なので長期の病気療養の経験もなく、成長過程で引きこもったこともなく、一日家から出ないことが年に数回あるかないか、という人間。
とはいえ、いつなんどき病気療養をするかはわからない。
そうなると、こんな風に世の中が見えるのだなと感心した次第。
ちなみに収蔵作品の中では、星新一と萩尾望都のものが印象的であった。
お恥ずかしながら萩尾望都作品は初めてだったので、なるほどこれは評価が高いのも頷ける、と納得。
そんな出会いもあった読書。
まぁ、ご参考ということで。