Kindle日替りセールでこんな本をポチる。
小生はディズニーリゾートにあまり興味はない方だと思う。
実家が近くにあり、中で働いていた人の話もぼちぼち聞いたことがある。
では何故この本をポチったのか。
著者は大学卒業後新卒でキリンビールに入社し、支店長経験も経て57歳で早期退職、第二の職業人生にディズニーランド清掃スタッフを選択し、65歳まで勤め上げた、そのキャリアに興味があったから。
大企業のサラリーマンというのは、長年勤めるとなかなかこういう仕事には就けない人が多い。
もちろん経済的事情でバイトでは暮らせないという人も居る。
そういう中で、筆者は長年勤めた会社に見切りをつけ(つけるだけの鬱憤もあったようだが)、フワリとキャリアを降りて、ディズニーでの肉体労働に向き合うことになる。
暑い日も寒い日も、淡々とこなしていく日常に、サラリーマンとしての強さを感じると書けば言い過ぎか。
いつかこうなるとは思っていたが、小生自身もキャリアの後半戦に入り、終わらせ方を考える機会が多くなった。
もちろんまだまだ若いのだけれど、この仕事、このやり方がいつまでも通用するわけがないし、若手に席を譲って育成していく責任もある。
どちらかというと、自分は自分で新しい戦いの場を探し続けないとね、ということを最近よく考えるのだ。
新しい場を見つけて今のポジションは若者に任せる。
いや、先に任せてから新しい戦場を探すことになるのかもしれない。
そんなことをモヤモヤ考え、自分はディズニーキャストになったりするんだろうかと妄想してみたり。
まぁ、ご参考ということで。