人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

最初の職業選択はやっぱり面白い。

以前もこのテーマは書いたことがある。

今日、親しい友人と公認会計士のキャリアのお話になり、公認会計士資格を取った人の中でも、なぜそれを目指したのか、実際は何パターンかあるよね、となった。

 

経営に興味があってという人もいれば、経理実務の発展系として進んでいった人もいるし、有望な国家資格だから、という人もいる。

もちろんどれが良いとか悪いとかではない。

 

その後のキャリアの方向性について、大きく違いが出てくる、ということだ。

経営に興味があって会計士になった人であれば、規模は小さくてもCFOなんてパターンもアリだが、有望な国家資格と信じた人に、肩書きでは良くも悪くも通用しない中小企業の現場というのは合わないだろう。

 

こんな感じで、最初の会社で何を期待したか、というところが、その後のキャリア選択において、重要な指針になるのだと思う。

因みに小生は、都市銀行を選んだ訳だが、金融ビッグバンで何がどうなるかわからない期待値(不安という人もいるだろう)と、企業経営における「お金」がわかれば、何とか食っていけるだろうという目算があったからだ。

 

そりゃあ、長くは勤めないなと、今更ながら自分でも笑ってしまう。

まぁ、ご参考ということで。