オバマ大統領の日常を紹介したドキュメンタリーだったか、別の大統領を扱った映画だったか、もはや記憶が定かでないのだが、その映像を観ていて感じたことがある。
リーダーというのは、どういう決断をしても批判を受ける立場で、その上でどちらかに決める役割であり、だからこそ尊いんだなと。
メリット・デメリットを整理して、概ねどれがいいか検討がついているような選択肢というのは、そもそも大統領のところまで上がってこないんだよね。
その程度の話は優秀なスタッフたちで決めてしまう。
どちらを選んでもメリットはあるが、それぞれなんらかの犠牲が出る、それもそれなりの規模で。
どっちを選んでも批判は避けられないんですが、どうしましょう大統領、という感じ。
こりゃ大変だと思うが、リーダー的な職務にある人って、大なり小なりこういうものだろう。
選択には批判はつきものだが、その批判を覚悟で選択することがリーダーたるものの職責。
この辺がわかってないと務まらないので、選択から逃げてばかりだとリーダー失格となる。
「どちらにせよ批判は受ける、そういうものだ」と割り切って前に進めるか。
この辺は慣れの問題もあるだろうけどね。
やれているかなぁ?
自戒を込めて。
まぁ、ご参考ということで。