人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

eBikeに乗ってみた

昨今話題の新カテゴリー自転車であるeBike。

電動アシスト自転車を、もっとスポーティに振ったものという感じだろうか。

 

今年は国内外のメーカーから新製品が続々と展開され、まさに「eBike元年」といった趣。

昨今の「密」を避ける目的から自転車通勤を認める会社もあり、その通勤の足として市場を拡大している模様である。

 

新規事業に関わる立場としては、当然興味があるし、かつてロードレーサーにも乗っていた人間として、物欲の対象にもなりうる。

ということで、先週あるディーラーで試乗させてもらったのである。

 

結論から言うと、個人的には不要。

乗りこなす楽しさが無いと感じたし、アシストもあれば楽だが、充電の手間やらを補ってあまりあるメリットとは感じなかった。

 

アシストは漕ぎ出しの際にグッと後ろから押されるような感じで、不自然だと文句が言いたいわけでは無いのだが、余計なお世話のような印象。

いや、自転車というのは全身を使ってガシガシ漕ぐのが楽しいものなのだ、ということに、アシストが入って気付かされたというべきか(あくまで個人の感想)。

 

ちなみに値段は数十万円するのだが、そこはたいして気にならない。

いい自転車は普通に高く、どちらかというと、それが自分にとって本当に「いい」かどうかが問題だから。

 

さて、そんなeBikeを買うのは誰なのかな、ということである。

お金があるのはまぁ大前提でしょう。

 

あとはやっぱり体力に自信がない人たちだったり、本格的なロードレーサーは敷居が高い、難しいと思う人たちなのかなと。

そう思うと、爽やかでポップ、手軽さを謳う販促活動を展開していくのがよろしいのではないかと思う。

 

ママチャリでは味わえない利用用途を訴求していかないと、価格や充電の手間の説明がつかなくなるので、その辺もケアしつつ、ね。

余計なお世話か(笑)。

 

まぁ、ご参考ということで。