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「紛争地の看護師」を読んだ流れというわけではないのだが。
Kindle Unlimited対象で、読書履歴から推奨されて読んでみる、というパターン。
NHKの番組企画でのインタビューか何かを文字起こしした本なので、非常に短い。
緒方氏がどのような生い立ちで、どのような経緯で国連の要職に就き、仕事を通じて何を思い、何を変えてきたのか、全体で1時間くらいのインタビューだと思う。
単純に「なるほど、へー」と興味深い内容であるし、あるところでの努力が次のステップに繋がるというキャリア論でもあるし、真剣に仕事と向き合うという事はどういうことかを教えてくれる仕事論でもある。
小生が拾いすぎなのかもしれないが、語られるエピソードからは、本当に大事なことは何か、ということに真摯に向かい続けた姿勢が窺える。
さらりと読み流す類の本になってしまうのかもしれないが、偉大な実績を残した人の言葉というのは聞いておく価値があるのだと思う。
まぁ、ご参考ということで。