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しばらく企業ドキュメントが続いたので、好物の池上彰氏の新著に手を出す。
前著の「大問題10」は既読。
本作11は2020年の最新版ということで、まだ今年も残り半分あるうちに読んでおこうかと。
世界の現在の論点について、相変わらず平易に解説してくれる一冊。
個人的には色々なソースで情報収集しているので、本書で初めて知るようなことは多くはないのだが、再確認して認識を定着させるには十分な内容。
もちろん、世界情勢に興味があったり、何か知っておかなきゃという人には、これだけのまとまりは非常にありがたいはず。
中南米と、日本・中国・北朝鮮以外のアジアの記述が少ないのだが、今年の現段階では外れるエリアかと思う。
時期的なもので言えば、当然コロナウィルスの件も、もうすぐ行われるアメリカ大統領選も取り上げられている。
今年は特に鮮度が重要なテーマが多いので、興味のある向きはお早めに一読されたし。
まぁ、ご参考ということで。
