まずはリンク。
この社会で戦う君に「知の世界地図」をあげよう 池上彰教授の東工大講義 (文春文庫)
- 作者: 池上彰
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2015/03/13
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログを見る
池上彰氏の東工大講義シリーズは、結局コンプリートしてしまったかもしれない。
セールで案内されてしまうと、氏の著作の安定したクオリティから、どうしても手を出してしまう。
今回の著作は、国際情勢と、その前提となる各国の歴史について、いつも通り平易に解説されている。
講義形式なので、テーマテーマが簡潔だし、非常に読みやすい。
国際情勢を知ることが、すぐに仕事の役に立つのかと問われれば、それは人によるのかもしれないが、この程度の知識がないと、日々のニュースも正しく理解できないだろうし、そうなると「常識を疑われる」場面は出てくるかもしれない。
「自分は仕事以外の会話はしないし、もし常識を疑われても、仕事の成果を挙げていれば問題ない」という割り切りができる人でもなければ、他の2冊と合わせて読んでおくことをお勧めしたい。
学校では教えない「社会人のための現代史」 池上彰教授の東工大講義 国際篇 (文春文庫)
- 作者: 池上彰
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2015/11/10
- メディア: 文庫
- この商品を含むブログを見る
この日本で生きる君が知っておくべき「戦後史の学び方」 池上彰教授の東工大講義 日本篇 (文春文庫)
- 作者: 池上 彰
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2015/07/10
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログ (3件) を見る
それに、日々の仕事というのは、思わぬところで繋がりがあるもので、小生も銀行の新人研修で、アメリカ大統領選挙と為替相場の関連を聞いた時は、いたく感心したものである。
もちろん、歴史や他国を知ることは、人間を知ることでもあるので、教養として有益だと思うのだけれど。
知識は荷物にならないのだから、どんどん吸収すればよい。
まぁ、ご参考ということで。