組織で仕事をしていて、果たしてそれは自分がやらなければならないことなのか、よくわからない依頼が来ることがある。
ひょっとしてこれは別の部門が担当すべき業務なのでは、と思える時に「あっちに依頼してくれ」と言うことはできる。
組織の中でどの部門が担当することが、最もアウトプットが高くなるのか(=どこが担当するのが正解なのか)。
なんらかの期待を持って自分に声をかけたであろうに、そこに応えなくて良いのか。
良い組織を作ろう、良い組織人であろうと志したにもかかわらず、最も忌むべき「たらい回し」を発生させて良いのか。
そんなことを考えると、楽をしたいという欲求はどこか遠くへ消えていってしまう。
損な性分だとは思うのだが、今まで出会った良い組織、良い組織人には、「たらい回し」をしない自責の文化・態度があったと思う。
こういった考え方を、どうやって若い世代に伝えていくか、これからの個人的な取り組みの一つとしていきたい。
もちろん、自責の態度を身に付けるかどうかは、あくまで本人の選択だとは思っているけれども。
まぁ、ご参考ということで。