こんな記事がある。
http://gigazine.net/amp/20170309-how-to-practice-effectively
スキルを上げるための反復練習がどのような構造で定着していくかのメカニズムと、要点として集中できる環境と反復継続の必要性を説いたもの。
一定の技術体系を学ぶ際には、基本的には一通りの技術ができるようになるためのプロセスと、その技術のレベルを上げるためのトレーニングがあると思う。
トレーニングには、技術そのものを向上させるトレーニングと、実践に近い場面でうまく使えるようにするためのトレーニングがある。
小生の通う道場では、前者を「創出」、後者を「使用」とおき、別の稽古として捉えている。
一方、実践で成果を出すのがゴールなのであれば、実践練習ばかり行うというのも、アプローチとしては存在する。
短期的な成果を問えば、実践中心の練習は結果につながりやすいと思う。
しかし、実践中心の練習は、練習相手のレベルに依存する。
3部リーグで戦っているだけでは、2部や1部に上がっていくことは難しい。
それをブレイクスルーするために技術が必要なのであり、身につけるためには一定のプロセスと、適正なトレーニングが必要となる。
気をつけなければならないのは、技術練習は技術練習で、実践を忘れた「為にする」練習になりやすいということ。
故 大山倍達 先生の言葉ではないが、「技術なき実践は蛮行であり、実践なき技術はただのうんちくである」といったところであろうか。
まぁ、ご参考ということで。