こんな記事があって。
http://diamond.jp/articles/-/114610
中小企業経営では大変有名な株式会社武蔵野の小山社長のお話(とは言え個人的には「久し振り感」はあるが)。
課長は三年、新人は一年で異動を宣言することで、たとえ苦しくてもその環境が未来永劫続くわけではないとわかって、若手の定着率が上がったというお話。
上記のような事例は極端だが、ある程度の規模の会社だと、三年に一回の人事異動は良くあるので、上司と部下それぞれのタイミングを考えると、せいぜい一年半でどちらかがいなくなる、という話は以前も書いた。
苦しくてもたかが知れているし、楽しくても永遠に続くわけでもない。
職場の人間関係がメインの理由で転職を考えている方には、よほど危険な状況でもない限り、「一年経ったら状況変わるんじゃないの?」という投げ掛けはすることにしている。
小生自身も、過去にその判断が出来なかったこともあるしね。
しかし、小山社長の記事でとても大事だなと思ったのは、「今までとはトレンドが違う社員が入ったから、彼ら、彼女らに合わせて会社を変える。そうしないと、会社の業績も、社員の定着率も上がりません。従来の会社のやり方に若者を合わせると、失敗します。そうではなく、若い人たちのトレンドに会社を合わせる。これが仕組みづくりの秘訣です。」というくだり。
ラインに人が合わせるのではなく、人にラインを合わせる。
これからの会社は、ますます求められる考え方ではないだろうか。
まぁ、ご参考ということで。