人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

合わない本は読まんでよろしい

こんなタイトルでしかも読むのをやめた本を紹介して良いものか。

まぁ相性というものがあるので、あくまでも小生の場合はということで、ご容赦願おう。

 

これは偏見だと思うが、どうもグロービス経営大学院の出版物と相性が悪い。

 

相性が悪いといえば、司馬遼太郎村上春樹も小生は読めない人なので、グロービスが悪いんじゃなくて、小生が悪いのだ。

本書はまぁ、タイトルの通りの本で、若いメンバーの育成に役立てばと思って手に取った次第。

 

グロービス経営大学院の研究として、妙齢のビジネスパーソン数十名にインタビューを重ねて、いかに志が形成されたかを紐解いていく前半部分と、実績を残したビジネスパーソンケーススタディが後半にという構成。

小生が折れたのは長さかなと。

 

単純な長さというより、繰り返しの長さがつらかったなと。

帰納法的論証を試みているので、仕方がない部分はあるのだが、読了しても結論を覚えていられるイメージが湧かなかったので、二割くらいでストップ。

 

いつかの機会に取っておくことにした。

読書というのは一つの体験だから、我慢してもいいことはないと思う。

 

我慢が続けば、読書が辛い体験として記憶されてしまうし、辛い思いをして読了した本が後で役に立った記憶はあんまりない。

というわけで、断念の記録として一応エントリー。

 

年に一回くらいしかないんだけどなぁ。

前回はエッカーマンの「ゲーテとの対話」だったかな。

 

あれも辛かった…。

まぁ、ご参考ということで。