人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

読み物、良い本、普通の本

積読在庫消化。

 

Kindle日替りセールで買ったんだと思う。

FBIで内部監査なんかもやってた人のビジネス書、ということなのかなぁ。

 

主張としては規律とか精神的な部分の大事さを主に語ったものになるけれど、それはそれでまぁ大事なんだが、あれこれ出てくるエピソードがやっぱりそれなりに面白い、という印象。

911テロとか炭疽菌事件とか二重スパイとか、そりゃ普通に興味深いよね。

 

なので、仕事術として役に立つかどうかというと、そういうタイプの本ではないと思う。

読み物としてそれなりに読ませるけれど、定価で買うというよりは古本か図書館で借りればいいかなと。

 

ところで、年間に百数十冊も本を読んでいると、感心されることが多いのだが、感心する人たちが知らない事実として、百数十冊のうち大半が「読んでも読まなくても大差ない本」ということなんだよね。

Amazonのレビューが星四つ、できれば四つ半以上を足切りラインにして読み続けていても、非常に良かったという読了感があるのは10%あるかなぁ、というところ。

 

殆どの本が「読んでも読まなくても大差ない」。

せいぜい、雑談の時のネタが増えるくらい。

 

もちろん、そうやって読み続けるから、良い本に出会えるんだけどさ。

世の中そういうものなのであって、良い本だけ選んで読む、なんていうのは幻想なんだよね。

 

まぁ、ご参考ということで。