人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

滅びつつあるサラリーマン文化について

接待って知ってる?

ま、知ってますわな。

 

世代的にはする方もされる方も経験しているけれど、今時の若い人はどんどん機会がなくなっているよね。

それでもって個人的な経験を述べると、接待のお作法は意外と業界によって違ったりするものだと思う。

 

小生が社会人デビューした銀行は、「優越的地位の濫用」が厄介なので、奢るより奢られる方が大変だったイメージ。

そもそも社外の人と会食に行くこと自体が頻繁には起こらない。

 

リクルートとかリクルート出身の経営者はまぁ、しょっちゅう行くよね。

先輩に「飲み会は、お客様7、パートナーの業者さん2、社内1(6:3:1だったかも)の割合で行け」と言われたもので、奢ったり奢られたりだけど、個人的には極力奢ってもらえるような仕事ぶりを追求した。

 

その後、オーナー経営者がオーナー経営者を接待する場面にも居合わせたけれども、なかなか「こってり」してた。

どちらが場を持つのか(=どちらが金を払うのか)、どういう席の配置にするか、どこで何を食べるのか、二次会は・・・。

 

こちらが招待される場合は、奢られる代わりに手土産を何にするか。

オーナー経営者の場合は、手土産も趣向を凝らしたありきたりじゃないものが多かったと思うが、それにしても「今回の席はどちらもちで」というセッティングはいまだに慣れない・・・。

 

いま所属している通信業界は、「どちらもち」&「手土産持参」はあるね。

ちょっと「こってり」してるなぁと思うけれど、そういう接待の登場人物の高年齢化が進んでいるような気はする(お前もな・・・)。

 

そういう意味では滅びつつあるんだろうし、それでいいと思うんだけどね。

まぁ、ご参考ということで。