人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

無人島に持って行くなら

本好き、音楽好き、映画好き。

それぞれに「無人島に持って行くならどの一冊(一枚・一本)」なんて質問がある。

 

小生、本は読むほうだと思うが、この質問に答えられる自信がない。

昔はなんとなく「持って行く」本があったのだが、年齢や環境の変化とともに、その地位から外れていったものが多数。

 

残念ながら心震えるほど感動した小説もないし、面白いなぁと思うフィクション・ノンフィクションはあったけれども、しばらくすると忘れてしまって心に残っていない。

寧ろ、何か引っ掛かるような、苦味がある本の方が記憶に残るけれど、だからと言ってそれを繰り返し読みたいかと問われれば、微妙な気がする。

 

うーん、小生の感性の問題なのか。

本の選び方が悪いのか。

 

自分にとって一番の一冊を選べという問いの立て方が間違っているのか…。

もはや、無人島に持って行く本に出会うために、毎日本を読み続けている、と言っても過言ではないかもしれない。

 

色んな人に「無人島に持って行くなら」を聞いてみたい気がするが…、あれ?

みんな一番の一冊を選べない・存在しないから、なんかないかと思って「無人島に持って行くなら」なんて聞いてくるの?

 

絶対そうに決まってる…!

まぁ、ご参考ということで。