こんな記事があって。
コメント欄にPOSSEの今野さんが寄せている通りだと思うんだが、ホワイトすぎるから、というより「このまま今の仕事を続けて生きていけるんだろーか」という漠然とした不安が転職に突き動かす、ということだと受け取った。
そう思うと、一部エリート系の子達が外資系コンサルに行ったりキラキラしたベンチャー・スタートアップに行ったりすることがあるけれども、外資系コンサルとかに骨を埋めたいわけではなくて、その先、さらに先の転職を重ねている先人がたくさんいるキャリアを選択してるってことだよね。
小生もたくさん転職をしてきたけれど、そこはやっぱり需要と供給というのもあるし、チャンスと思えば躊躇しない思い切りは必要だし、よくわからんがとにかく一生懸命やってきたんだなと理解してもらえるプレゼン能力と情熱は、最低限必要だと思う。
で、その結果は今のところ、自分でもなんともいえないゼネラリストが出来つつある状態。
日本の会社というのは、たとえ同業他社に転職したとしても、役に立つのは業界知識部分でしかなく、実際に仕事を進めるプロセスは全然違うことが多い。
そして厳密な同業他社というのもあんまりなく、結局は汎用性のある職業経験は限られている、というのが実際。
要するに「この仕事やってれば将来も安心」なんていう仕事はなく、みんな潰しが効かない仕事をしているのだ。
それでも、ああいう外資系コンサルが潰しが効くように見えるのは、精神的にも体力的にもタフであるよう鍛えられていること、常にアウェイなのに高いアウトプットが要求されるから「結果」にフォーカスする癖がついていること、あたりだと思っている。
そう、スキルとか経験というよりは、ベースとマインド、という風に捉えている。
ベースとマインドなのであれば、いまなんの仕事をしているか、というのは結構関係ないんじゃないかしら、と思うんだが、どうだろうか。
まぁ、ご参考ということで。