人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

お金があると嬉しいですか

宝くじに当たるでもなんでも良いんだが、使いきれないくらいの大金が手に入ったとする。

その大金を何に使うか。

 

思考実験ですよ、思考実験。

妬みや妄想ではなく・・・(笑)。

 

そんなことを若かりし頃にちょっと考えたことがあるのだが、あれを買おう、これをやってみよう、なんて色々出てくるのは出てくる。

でも、たとえば「ポルシェを買おう」と思ったとして、車としての基本機能は安い車でも十分満たされてしまうから、それは結局、余計な高い買い物をしているだけなんだよね(いや、本当にポルシェが好きな人は買えばいいんだけどね)。

 

高級なサービスを受けたとしても、付加価値のあるものにお金を払うというのは、結局付加価値分のお金を相手にあげているのと同じこと。

それはつまり、お金を配っているのに等しい。

 

使いきれないくらいのお金があったとしても、突き詰めると余計な買い物をするか、お金を配るくらいしかやることがない。

おぉ、なかなか不毛というか、庶民根性がこびりついているというか、お金を使うのは難しい。

 

いや、あくまでも人並みの生活が送れているから、そんなふうに考えられるのはわかっている。

でも、それなりに豊かな生活を送っていくことができれば、あとはお金はいくらあっても(庶民の目線からすると)無駄遣い方向にしかならないんだろうなぁ、なんて思ったり。

 

みなさんどうなんですかね。

まぁ、ご参考ということで。