子育てに迷い続ける日々なので、こんな本を読む。
著者の本(ご主人との共著)は以前読んだことがある(ニコイチ幸福学)。
4つの力というのは表紙を参考にしていただくとして、それぞれがどんなものか、具体的にはどんな実践を通じて育むものなのかを、一般読者の声を通じて紹介していくというもの。
言っていることはよく分かる。
否定しないとか、自主性を促すとか。
ポジティブ心理学的なアプローチもまぁ、やるにはやった。
でも、自主性に任せていると出来ないので、こうなったんだよね(苦笑)。
任せていたら宿題も学校の準備も完全に放置しているし、あの何度言ってもわからない感からすると、本人が自覚するまで待っていたら「のび太くん」並の生徒になってしまったのではなかろうか。
著者の言うことを否定するつもりはないし、これで上手く子供もいるんだと思う。
最終的には、本人が自主的に動けるようにならないことには、大人になるまでに困ってしまうとしても、自主的に行動を選択するまでのインプットがまだ足りていないんじゃないかと、娘を観ていて感じる。
一方で実験的に、他所から預かった子、あるいは地球に初めてやって来た宇宙人として観察すると、「そんな余計なことやらんでも…」という振る舞いも、なんとなく許容出来たりする。
一方でしっかり詰め込み、大人の求めるクオリティまで仕上がりを要求するという鍛錬を重ねながら、「まぁ宇宙人だから色々やりたくなるわな」という広い心をキープしてあげるのが、今の所の落とし所なんじゃないかと思ったり。
悩むねぇ…。
親である以上は最後まで悩むんだろうね。
まぁ、ご参考ということで。